ヘタクソな自分
一生懸命になればなる程
空回りしてしまう僕らの旅路は
小学生の 手と足が一緒に出ちゃう行進みたい
それもまたいいんじゃない?
生きてゆくことなんてさ
きっと 人に笑われるくらいがちょうどいいんだよ
けどまだ強がってるんだよ
まだバリアを張ってるんだよ
痛みと戦ってるんだよ…
辛い時 辛いと言えたらいいのになぁ
僕達は強がって笑う弱虫だ
淋しいのに平気な振りをしているのは
崩れ落ちてしまいそうな自分を守るためなのさ …
僕だけじゃないはずさ
行き場のないこの気持ちを
居場所のないこの孤独を
抱えているのは…
他人の痛みには無関心
そのくせ自分の事となると不安になって
人間を嫌って 不幸なのは自分だけって思ったり
与えられない事をただ嘆いて
三歳児のようにわめいて
もう二度とほんとの笑顔を取り戻すこと
できないかもしれないと思う夜もあったけど
大切な人達の温かさに支えられ
もう一度信じてみようかなと思いました…
過ちも傷跡も
途方に暮れ べそかいた日も
僕が僕として生きてきた証にして
どうせなら これからは
いっそ誰よりも
思い切りヘタクソな夢を描いてゆこう
言い訳を片付けて 堂々と胸を張り
自分という人間を 歌い続けよう…
まだ…信じていけるだろうか…
また、同じ繰り返しにならないだろうか…
今までの人生、意味があっただろうか…