RUiの闘病日記-2

私の真実…ノンフィクション

無言の優しさ

 

 

ぼんやりしてたらふと思い出した

 

とある有名な歌ってみたしてた人の実況を見てた時

まだニコ動だった

みんな読みきれないくらい歌をリクエストして、文字が大量に流れる中

私は実況や動画にコメントなんてしたことなくて、する気もなかったし

ただ見てるだけでよかった。聞けたらよかった

 

のに何故か、勇気を出して好きな曲のタイトルを一度だけコメントで流してみた。たった3文字のタイトル

初コメは太文字で流れるらしいけど弾幕並みの曲のリクエストの数

なかなか決めずに選んでた

 

その人は、突然黙ってマウスとキーボードの音だけ聞こえた

次の瞬間、突然私のリクエストした曲が流れて歌ってくれた。(同じリクエストなし)

最後は〝○○でした、リクエストありがとうございました〟と言って次のリクエスト探しをしていた

 

何故だろう私は今でもそのことが激しく嬉しいと思ってる

今なら泣きそうなほど

あんな大量の中から見つけてくれたたった3文字の曲

自分を見つけてもらえたような気持ちだった

今でも感謝してる。それ以来コメントすることはなくなった。私にとってはあれが最高の瞬間だった

 

いつかお礼を言おうと思ってた

それは今かもしれない…

 

…人生半分以上諦めた私が

 


残りを諦めきれなかったのは…こんな私でもいいって、そう言ってくれる誰かが現れるんじゃないかって


そんな幸せを  夢見てたからなんだ…