RUiの闘病日記-2

私の真実…ノンフィクション

不思議なタイミング

 

だった

 

どうせ父は新しい首の傷のこと気づかないだろうと思ってた

が、母はちゃんと一瞬見たでと言った

そして私が風呂に入ってるとき父から私の話をしたらしい

 

鬱病への認識はズレまくってて、例えそうじゃないんだよと言っても頑固な父は聞かないだろう

ただ自分なりの解釈で私のことを思ってくれてるようだ

母がこっそり教えてくれた。

頑固でシャイだからなぁ…

父はとにかくストレス溜めずに気分転換に外に出ることを増やしたりと考えていて、だからか絶対父から言わない今年の地元の祭りの話をしてきた

遠回しにこれ行って気分転換しよう、と言いたかったのかなと母と頷く…

 

残念ながらそんな事で治るものではない

無駄ではないかもしれないが一時的気分転換でしかなく、問題の解決にはならない

鬱の原因は逃げちゃったし、大事な人とトラブルと恋愛と絶縁を繰り返してきた結果なのだから

私に必要なのは家族以外の他人なのだ

 

そう、他人は何もしてくれない。それが治せる方法だというのに、残酷なことだ

だから悪化ばかりして、よくなる気配なし

本当に死なないように生きてるだけなのだ

ただ気にして気づいてくれてることには嬉しく思った

 

そしてこのタイミングで仕事の募集がきてたから見た

まさかだった。以前、来須とトラブル真っ只中で鬱末期で途中でダメになった仕事。あれ完成されていたようで(当たり前か)

その続編を募集していた。報酬額も数倍

奇跡かと思った、迷わずリベンジしたいと応募した

 

これが採用されて完成までできれば、仕事のリベンジもできてお金も入る

はっきり言って精神的には相当無茶をしてる

今私はマジで動きたくない…動けない…そんな屍みたいな状態だ

かなり鬱に鞭を打つ行為だ(採用されたらね)

もう無理矢理体動かして作業しなきゃならない

しかも締切も前より短い

 

でもこの仕事はでかい、チャンスがきたように思えた。声優が関わってくるものなのでかなり大きい仕事経歴になる。(名前は出ないと思うけど)

余計なことは考えず、ただリベンジだと思って目の前のことだけ無心にやるしかない

 

採用されたら多分今年いっぱいは生きてると思う。

鬱病で仕事はキッツイなやっぱり…

できるなら永眠したいのに…動きたくない、死にたい

 

試練だかチャンスだか知らんが

容赦もなくえぐいことしてくれるなぁ…

 

誰か…私の状態を来須さんに教えに行ってくれてたりしないだろうか…それだけでいいんだけど…

 

何年後かでもいい…来須が向き合ってくれたら嬉しいのにな…ただの叶わぬ願望だ